ローランドDG(6789)自身が行うMBOに対してブラザー工業(6448)が横やりを入れたが、ローランドDGからの質問にブラザー工業が答えない(答えられない?かつMBOの買取価格上昇に対するブラザー工業の対抗策が出てこなかった。前回書いたようにこのままMBOは成立するとみていたが、その通りになった。
前回の記事はこちら。
ローランドDGから5月16日にMBOの結果が発表されている。75%の株を買い集めて、MBOは成立したそうだ。
75%、実に925万株が応募したそうだ。買い付けはUSのTAIYOファンドが実行したので、筆頭株主はTAIYOファンドになったといえる。
物言う株主の配当還元を聞く必要がなくなるので、必要な投資先に必要な金額を投入し、先進的な製品を作っていくのだろう。
またサプライヤとの関係は崩れなかったので、今後も製品の優位性は揺るがないだろう。
気になるのはMBOのために費やした買取のための借金だ。十分な現金が現時点でなければ、MBOは借金で行われたといえる。借金なら今後順調に返済していく必要があり、それをやり遂げてこそ今回の騒動の正当性が証明されるだろう。
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