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【2026年度1Q決算比較】金融会社4社の業績を比較 MUFG、SMFG、SBIHD、オリックス

   
【2026年度1Q決算比較】金融会社4社の業績を比較 MUFG、SMFG、SBIHD、オリックス
 

自分の投資方針の整理のために始めた決算情報のまとめ。これを使って、同業の比較をしていく。今回は1Q決算の比較。

今回は金融会社4社(MUFG、SMFG、SBIHD、オリックス)を比較する。
MUFGのまとめはこちら。


三井住友FGのまとめはこちら。

SBI HDのまとめはこちら。

オリックスのまとめはこちら。

決算情報

まずは対象の4社の決算情報。通常ならメガバンク3社を比較するのだろうが、みずほを外してMUFGと三井住友を比較。他に存在感があるSBIとオリックスを比較する。メガバンクと新興金融会社の比較だ。

MUFG(8306)は日本を代表する金融会社だ。銀行、証券、クレカなどを傘下に持つ。好調な決算だが通期予想を変えてないので、上振れが確実だ。

三井住友はMUFGに次ぐ国内2位の金融会社だ。最近はOliveでMUFGと差をつけている。9月末に再度株式分割を実施する。

SBIHD(8473)は昨年は住信SBIネット銀行をドコモに売却しSBI新生銀行のIPOを実施した。増収増益だったが、通期予想、配当は未確定のまま。

オリックス(8591)はノンバンクとして有名な会社だ。傘下の銀行は大和証券Gに売却した。純利益は2.6倍になった。

決算の比較

銀行を中心としたMUFGと三井住友は規模のみ異なる一方で、他の2社は規模が割と小さいと分かる。
銀行を中心としたMUFGと三井住友は、日銀の利上げの恩恵を受けて売り上げも純利益も上がっている。今年は9月にも再度利上げがあり、年内にもう一度くらいありそうだ。ますます純利益が上がるだろう。一方で銀行よりも投資が中心の他の2社はあまり恩恵はないようだ。


MUFG三井住友SBIHDオリックス

2027年3月期
1Q決算
2027年3月期
1Q決算
2027年3月期
1Q決算
2027年3月期
1Q決算


経常収益
146,208.42,850.45,710.18,766.3

経常利益
34,101.96,391.42,258.11,339.2

親会社株主に
帰属する当期純利益
24,272.35,013.71,480.72,808.3


前年同期比

経常収益
+7.3%+16.6%+28.8%+17.4%

経常利益
+27.7%+43.4%+149.9%+11.7%

親会社に帰属する
当期純利益
+30.3%+33.0%+75.0%+161.8%


進捗率

 親会社株主に
帰属する当期純利益
30.0%29.5%53.0%


1株当たり純利益
213.17円131.62円229.07円256.07円

通期配当
96円180円95円187.36円

株価
3567円6814円3038円6513円

配当利回り
2.7%2.6%3.1%2.9%

株主優待
なし5000円相当の
Vポイント
仮想通貨
(2,000円相当)
なし

配当+株主
優待利回り
2.7%3.4%3.8%2.9%

配当性向
10.1%40%14.2%未定

時価総額
423,321.2262,843.720,076.575,743.7

PBR
1.81 1.65 1.091.60

PER
14.87 15.15 6.5513.46

MUFG

2027年3月期
1Q決算


経常収益
146,208.4

経常利益
34,101.9

親会社株主に
帰属する当期純利益
24,272.3


前年同期比

経常収益
+7.3%

経常利益
+27.7%

親会社に帰属する
当期純利益
+30.3%


進捗率

 親会社株主に
帰属する当期純利益
30.0%


1株当たり純利益
213.17円

通期配当
96円

株価
3567円

配当利回り
2.7%

株主優待
なし

配当+株主
優待利回り
2.7%

配当性向
10.1%

時価総額
423,321.2

PBR
1.81

PER
14.87

三井住友

2027年3月期
1Q決算


経常収益
2,850.4

経常利益
6,391.4

親会社株主に
帰属する当期純利益
5,013.7


前年同期比

経常収益
+16.6%

経常利益
+43.4%

親会社に帰属する
当期純利益
+33.0%


進捗率

 親会社株主に
帰属する当期純利益
29.5%


1株当たり純利益
131.62円

通期配当
180円

株価
6814円

配当利回り
2.6%

株主優待
5000円相当の
Vポイント

配当+株主
優待利回り
3.4%

配当性向
40%

時価総額
262,843.7

PBR
1.65

PER
15.15

SBIHD

2027年3月期
1Q決算


経常収益
5,710.1

経常利益
2,258.1

親会社株主に
帰属する当期純利益
1,480.7


前年同期比

経常収益
+28.8%

経常利益
+149.9%

親会社に帰属する
当期純利益
+75.0%


進捗率

 親会社株主に
帰属する当期純利益


1株当たり純利益
229.07円

通期配当
95円

株価
3038円

配当利回り
3.1%

株主優待
仮想通貨
(2,000円相当)

配当+株主
優待利回り
3.8%

配当性向
14.2%

時価総額
20,076.5

PBR
1.09

PER
6.55

オリックス

2027年3月期
1Q決算


経常収益
8,766.3

経常利益
1,339.2

親会社株主に
帰属する当期純利益
2,808.3


前年同期比

経常収益
+17.4%

経常利益
+11.7%

親会社に帰属する
当期純利益
+161.8%


進捗率

 親会社株主に
帰属する当期純利益
53.0%


1株当たり純利益
256.07円

通期配当
187.36円

株価
6513円

配当利回り
2.9%

株主優待
なし

配当+株主
優待利回り
2.9%

配当性向
未定

時価総額
75,743.7

PBR
1.60

PER
13.46

株主優待はSBIHDと三井住友FGが実施。

考察

注目すべきところは以下の点か。前回と同じことが言える。

  • 企業の規模はSBIHDが一番小さい
  • しかしSBIHDが1株当たり純利益はオリックスに迫るくらい高い
  • 金利上昇により、MUFGと三井住友FGの純利益は右肩上がり
  • 2026年の通期予想はSBIHDのみ出していないので順位の交替があるか不明

SBIHDの動きがいつも目立つのでもっと企業の規模は大きいと思っていたが、4社の中では一番小さい。オリックスの1/3だ。
しかし投資会社としての動きがあるので1株当たりの純利益オリックスに次ぐ。
オリックスはオリックス銀行の売却があったため、特別益のため高い。進捗率を見ても53%と倍のスピードで稼いでいるように見える。

一方で配当利回りはSBIHDが1位だった。MUFGやSMFGは高配当銘柄というほどは配当が多くない。安定して配当を出している。

過去10年の売り上げ、純利益比較

過去10年の売上高、純利益のグラフで比較する。2026年度は通期予想を使う。

金融売上高 決算比較 2027年3月期1Q

金融売上高 決算比較 2027年3月期1Q


4社とも売上高(経常収益)の通期予想を出していないので、前回の2025年度通期決算比較の際のグラフと同じだ。

MUFGの好調な売り上げが目立つ。それを追って三井住友も日銀の利上げの恩恵を受けているようだ。ただこの数年はMUFGの伸びに対して三井住友FGの伸びが緩い。差が開いてきている。
一方で他の2社は安定して横ばいだ。SBIHDは2021年からやや右肩上がりになっている。

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金融純利益 決算比較 2027年3月期1Q

金融純利益 決算比較 2027年3月期1Q


一方で純利益の方はSBI HD以外が通期予想を出しているので使っている。

MUFG,SMFGが傾きが鈍化しつつも右肩上がり。オリックスはなだらかに右肩上がりだ。
このうち、MUFGとSMFGは日銀の金利上昇の恩恵があるだろうから、上振れが確実だろう。MUFGが純利益3兆円目前、SMFGが2兆円突破は夢ではなさそうな勢いだ。

投資方針

三井住友FGは9月末に株式分割をする。そのくらい株価の上げ方が急激だ。一方でMUFGも上げてはいるが分割するほどでもない。金利上昇で株価上昇を狙える。キャピタルゲイン狙いならどちらもいい銘柄だ。

SBIHDは次に売却する企業の有無もあるが、傘下の事業会社、例えばSBI新生銀行からの配当次第でも増収増益を見込める。
オリックスも収益源は投資先の売却なのだが、今回はキオクシア株を売った東芝からの配当が多かったようだ。通期決算までにさらに何かあるかもしれないが、来年以降は東芝の再上場で利益を得られそうだ。

イラン情勢からの影響は金融業界にはあまりきていないようだ。各国の選挙の結果が政治がどう変わるか気になるところだが、今より状況が悪くなる政治家がいるようには聞いていない。悪くても現状維持か。

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著者プロフィール
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本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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