【2025年度2Q決算】ミニストップが2026年2月期2Q決算を発表　　黒字転換

   

イオン(8267)傘下のコンビニのミニストップ(9946)の2026年2月期2Q決算が発表されている。。中間純利益が黒字に転換した。
決算、株主優待など個別株情報のまとめはこちら。

  

決算サマリー

1Q決算の記事はこちら。

赤字は今回更新。単位は億円。

※配当＋株主優待利回りは、100株で得られる長期保有優遇なしのもので計算。

ミニストップが2Q決算を発表した。前年度が赤字だったので前年同期比が出せないが、中間純利益は5億円の黒字になった。
営業総収入は＋10％程度の増加であるので、コスト削減、不採算店舗の閉店などリストラ効果だろう。

2020年度からの中間期の営業利益の推移。
2022年、23年度はいったん黒字になったが2024年度に再び赤字。今回黒字でも通期では安心できないかもしれない。

単体での1Q、2Qの営業利益の滝状グラフ。人件費高騰もあるが、食品の賞味期限の偽装問題で利益を下げた。

食品の賞味期限の偽装問題

その偽装問題になった手作りおにぎりの影響と対策。販売中止となったため、売り上げ減、加盟店の支援、安全対策費で10億円の下げ圧力になっている。

再発防止はソフトとハード面で行うそうだ。
カメラを設置し、従業員教育を実施するという。

対策コストの内訳。
これだけやって、足りなければ追加実施というところだろうか。

黒字転換が好意的に迎えられ、問題だった賞味期限の偽装問題は対策を発表して片付いたと思われる。通期も黒字を目指して進めていくのだろう。

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