イオン(8267)とその傘下の企業が中間決算を発表している。連結では純利益が赤字156億円となった。7&i HDも大きく利益を下げたが、下げた理由が異なるので見ていこう。
イオングループの連結決算から見ていこう。資料はこちら。
連結では、3Qまでの累計が
営業収益 7兆7,705億円 前年比+6.3%
経常利益 1,020億円 前年比-23.3%
純利益 -156億円
イオンの赤字の原因は7&iHDと異なり、コスト高だ。7&iHDはイトーヨーカ堂などの構造改革のための特損で赤字になっている。もちろんイオン同様のコスト高もあるが。
これが大きく足を引っ張っている。
イオンのコストは2Q決算でもあった情報と同じだ。
セグメント別では、営業収益はすべてが増収であるが、営業利益は金融、ディベロッパー、サービス・専門店事業が増益であるが他は赤字。
スーパーは赤字でもイオンカードなどの売り上げはよいようで、金融事業は383億円と好調だ。キャッシングの高い金利ではなくショッピングで儲けている。
ディベロッパー事業は中後育がいまいちではあるが日本、ベトナムなどが好調だ。
国際事業では、中国がやはり悪い。何とか増益ではあるが。
通期では前年度よりも増収増益を目指している。年末年始の商戦が好調だったようなので実現できるだろう。となると週明けに一時的に株価は下げるかもしれないが、これからも保有だな。
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