SBI新生銀行がスタンダードステージのユーザにも月5回まで提携ATMでの出金手数料を無料にする。
さらに商号変更を記念して、2024年3月31日まではスタンダードステージでもATM出金手数料を何回でも無料にする。
SBI新生銀行は昨年SBIグループに入った。その前に実施したユーザのステージについて見直しを行ったのだろう。
従来は一番下のスタンダードステージのユーザは提携ATMであっても出金は毎回110円かかっていた。
以前の記事にも書いているが、再掲する。
このように、スタンダードの上のシルバーからはセブン銀行ATMなど提携ATMでのATM出金手数料が無料になっている。
スタンダードのみが仲間外れだった。今回はこれが無料になった。
対象になるATMはセブン銀行の他、Eネット、ローソンATM、イオン銀行、PatSat、VIEW ALTTEとなっている。ゆうちょ銀行などほかの銀行ATMは1回あたり110円のままだ。
同じSBIグループ内の銀行である住信SBI銀行はどうだろうか。
スマプロランクに応じて、最低でも月2回、最大で20回ATM入出金が無料だ。
スマプロランクは、スマホアプリでスマート認証NEOを設定すれば、ランク2になるのでATM入出金月5回まで無料になる。
預金残高に応じていないので便利だ。
詳細はこちら。
SBI新生銀行の今回の措置は、ユーザが減ったためではないだろうか。
誰でも手数料は払いたくない。少ない利息以上のATM出金手数料がかかるのではたまらない。
自然と無料で使える銀行が人気になる。メガバンクもあるが条件がある。
SBI新生の今回の措置は住信SBI銀行の制度に寄せたように見え、将来の合併を見据えているのかもしれない。
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