3月31日から始まった週は全世界の投資家、企業経営者に波乱を招き、世界中の市場から数兆円が消える事態となった。
7日以降はどういう様相になるか想像してみよう。
前回の記事はこちら。
USのトランプ大統領による関税設定により、世界中の市場がパニックになっている。日本は約3,500円下げたが、NYダウも大きく下げている。
日本市場で株価を上げているのはごく一部の銘柄で、多くは関税に関係ない国内消費関連だ。
改めてこの1週間の日経平均の状況書き出してみよう。
日付 | 日経平均終値 | 前日比 | 上げ数 | 下げ数 |
---|---|---|---|---|
2025/3/31 | 35617.56 | -1,502.77 (-4.05%) | 52 | 1575 |
2025/4/1 | 35624.48 | +6.92 (+0.02%) | 676 | 901 |
2025/4/2 | 35725.87 | +101.39 (+0.28%) | 383 | 1208 |
2025/4/3 | 34735.93 | -989.94 (-2.77%) | 169 | 1448 |
2025/4/4 | 33780.58 | -955.35 (-2.75%) | 140 | 1489 |
4月1,2日のみ前日比は上げたが、1週間のトータルでは約3500円の下げだ。昨年8月の暴落の下値を一気に貫いて、33,000円台まで下げた。
ブルームバーグの記事にグラフがあるので、これを見るとよくわかる。この記事は4日昼の配信なので、4日の終値は織り込まれていない。
日経平均 四空 出典:ブルームバーグ
東京株式相場が連日で急落する中、日経平均株価のチャート上に極端な下げ局面であることを示唆する「四空」が出現した。日本株の短期的な底入れが接近しつつあるシグナルの可能性がある。
四空は相場格言で「三空叩き込みに買い向かえ」とされる三空よりもさらに売り圧力が強く、歴史に残る急落局面で出現してきた。前回は米国景気の先行き懸念などで相場が暴落した2024年8月で、新型コロナウイルス禍の20年2月から3月にかけても登場した。
自分はチャートを見てあれこれ考える方法はやってないので、四空という言葉は今回初めて聞いたと思う。(あるいは聞いたが忘れているか)
窓が開く、という話は分かるが、それが4つ現れることを四空というそうだ。
これが現れたらさすがに大幅な下げ過ぎで人心は下げから上げに戻ってくるということだろう。
近年は以下の原因があると思っている。
どちらも急激な下げを契機に加速的に下げを誘発する大量の売りを行うものだ。
下げる余地がなくなってくれば、つまりその株価なら買ってもいいと考える押し目狙いの個人投資家や戻り買いを考える法人やファンドが買う数を増やしていくと、売り株数に対して買い株数が増えて、株価は反転する。
四空で想定される窓が開く下げが4回続くような株価の下げがあれば、買戻しを考える投資家が増える。従って四空とはアノマリー的な言葉だが、経験則に基づいたもので信じてよさそうだ。
日本の市場は四空なのだが、ダウはどうだろう。
4日のダウは強烈な下げで、$2,200にも及ぶ。こんな下げ、2008年のリーマンショック以来ではないだろうか。
NYダウ チャート 250404 出典:ブルームバーグ
日本の下げはアジアに及び、ヨーロッパもつられ、そしてまたUSの株価が下がる。
どこかが止めるような施策を打つか自律反発が期待できればいいが。
すでに日経平均に連動するETFはPTS市場で4日深夜で-1,500円。ソフトバンクGは4日終値から500円のマイナスだ。
残念ながら月曜も10%以上の下げが見込まれる。ただその後はヨーロッパ市場の様子次第で復調になるのかもしれない。
資金があれば安くなった大型優良株を買いまくれるのだけどなぁ。残念。
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