富士ソフト(9749)をめぐるTOBの決着が年を超えてもまだ見えない。ベインは価格を引き上げており、KKRの次に何をするか待たれていた。
前回の記事はこちら。
KKRの引き上げに対してベインが9,451円に引き上げて、KKRが再引き上げするのかと待たれていた。
結果的に引き上げないが、TOBは継続するそうだ。
米投資投資会社のKKRは9日、富士ソフトに対して実施中の株式公開買い付け(TOB)について、きょうまでとしていた期限を24日まで延長すると発表した。延長は2度目。TOB価格は9451円を据え置く。
富士ソフトを巡っては、KKRが同社の賛同を得てTOBを続ける一方、米ベインキャピタルがこれに対抗する形で、会社側の同意の有無にかかわらず1株9600円でTOBを実施する意向を表明。KKRを含む富士ソフト株主との協議後、開示書類などの準備を整え、早ければ1月下旬にも実行に移す方針を示している。
発表資料でKKRは「富士ソフトの非公開化を断念する予定はない」と表明。仮に今回のTOBが成立しなくても、同価格で新たなTOBを実施するとしている。また、昨年12月27日に、創業家側からKKRに対し、創業家、KKR、べインの3者で非公開化する提案を受けたという。
TOBが成功しない場合は、KKRとベインを巻き込んで非上場化に進めるようだ。最終的にはこの選択になるのかな。
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