
NTTドコモが絶対に必要とこだわって買収に動いたドコモ銀行、こと住信SBIネット銀行。保有する株についてようやく売却手続きの書類が来た。
年内に換金される予定。
TOBの際の記事はこちら。
他の携帯電話会社が持つ銀行、証券がなかったためにドコモ経済圏の確立ができていなかったNTTドコモだが、まず証券のマネックス証券を手に入れ、次は銀行となった時になかなか合意できなかった。
自前で銀行を作るのはかなり時間がかかる。といって既存の銀行は買収んい応じてくれそうなところは少ない。
MUFGはほぼ解消状態だがKDDIと、ソフトバンクは買収したPayPay銀行、楽天はみずほと連携しつつ楽天銀行を持つ。
あいているのは三井住友FGくらいだが、こちらはSBIと連携し携帯電話事業には消極的に映る。
いろいろ探して候補として挙がった住信SBIネット銀行の買収話は半年くらい続いて破談になったと噂が流れていた。
しかし5月終わりに買収が発表された。住信SBIネット銀行はd NEOBANKとブランドを変えて、ドコモの一員として出発した。
TOBは9月までに終了し、9月末に上場廃止となった。
TOB発表時の資料にもあったが、おさらいしよう。
TOBに応募したらその買い付け価格で買ってもらえる。しかしTOBに応募するには証券会社が決まっており、異なる証券会社で持っている場合は移管してからでないと応募できない。時間も費用も掛かる。
通常はどうするかというと、TOB価格よりちょっと安くても売却してしまうことだ。
自分はそうせず、TOB終了後に残る少数株主の株を買い取る、スクイーズアウトの流れに身を任せた。
スクイーズアウトの方法がいくつあるか知らないが代表的なものはこういう方法だ。
まずTOBを実施した投資家(ファンド)に1株以上の株が渡るようにして株を併合する。分割と逆の流れだ。
これをするとどうなるかというと、少数株主の株はすべて小数点以下になる。株は1株以上でないと売買できないから、小数点以下の株、つまりは端株は換金するしかない。この換金はTOB買い付け価格でやってくれる。
つまり、時間はかかるがTOB価格で買ってもらえる。時間がかかるというのがTOB発表から半年と長いので、資金効率的にはよくない方法だ。だから安くても市場で売ってしまうのだろう。
10月末に送られてきた。すでに上場廃止しているので、証券会社口座には振り込めないというので銀行口座を書いて送る。


住信SBIネット銀行 上場廃止 端株売却 2511
これで年内には指定の口座に振り込まれるそうだ。IPOで買って大きく値を上げて貢献してくれた銘柄が1つ終わった。
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