この件はずっと書いていなかったのだが、長期化しているのでまとめておく。
芝浦電子(6957)をめぐって台湾のヤゲオとミネビアミツミ(6479)アが争奪戦をしていた。ヤゲオがTOB価格を引き上げて終了した。
MBO、TOBなど企業買収のまとめはこちら。
芝浦電子は温度センサの大手だ。EV余蘊お部品やエアコンに使われている。今後を見据えてヤゲオが手を伸ばしたのだろう。
2月に台湾のヤゲオが芝浦電子に対してTOBを始めるとの連絡があった。事前連絡なしで始めており、敵対的買収だ。
4月になると、ミネビアミツミがホワイトナイトとして登場する。ミネビアミツミは1株4,500円で買い付けると発表。芝浦電子はヤゲオの買収に反対を表明。
すぐさまヤゲオは1株の買い付け価格を4,300円から5,400円に引き上げた。5月から買い付けを始めている。
8月14日にミネビアミツミは6,200円に引き上げ、ヤゲオは6,635円に引き上げた。
8月21日にミネビアは価格引き上げをやめ、TOBから撤退を表明した。
芝浦電子 TOB ヤゲオの勝利 2508 出典:ロイター
8月21日にミネビアミツミは事実上の撤退を表明しているが、ヤゲオは更に8月23日にTOB価格を7,130円に引き上げている。
買い付け期間は9月8日まで延長した。
ヤゲオは、再度の価格引き上げは両社の統合によるシナジー(相乗効果)の可能性に対する確固たる信念などを反映しているとコメントした。
このTOBは終わった。日本の企業が海外に売られるのは今に始まったことではないが、日本ではいまだ力を持つ部品メーカにも手を伸ばしてきたことが、日本の限界なのかな。
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