【2025年度2Q決算】サイバーエージェントは増収増益　IP事業、ネット広告が当たっている

 

ネット広告、スマホゲーム、最近はネットテレビといろいろな事業を進めているサイバーエージェント(4751)が2025年9月期2Q決算を発表した。増収増益だ。

  

2Q決算

サイバーエージェントはかつてはネット広告、ちょっと前はスマホゲームで脚光を浴びていたが、その後始めたネットテレビ、ABEMAが赤字を生み続けたため評価が良くなかった。
そんなABEMAがおととし頃から収益を改善したので、旧NISA最後の年に買っている。

2025年9月期2Q決算を発表した。
資料はこちら。

通期の連結決算は、
売上高　 2,174億円　前年同期比+1.2%
営業利益　　 209億円　前年同期比+0.7%
当期利益　　 108億円　前年同期比+7.9%

増収減益だ。売り上げは大きく上げていないが、利益がまあまあ上がった。
寄与した事業はメディア＆IPと広告だそうだ。逆にゲームは1Qの反動で下げている。

IP戦略

この図を見ると、幅広いと感じる。推しの子はいろいろ有名になったが、サイバーエージェントは主幹事でかかわっていたとは。

今後はオリジナルのIP＝作品を注力していくのだろう。

中長期戦略

以前の決算にもあったが、事業体制を組み替えて、メディアとIPを一緒にしている。ここでできたIPを広告やゲームに活用して相乗効果を得ていく戦略だ。
世界で通用するIPができたら、大化けすると思うが、それはなかなかうまくいかないだろう。あるいはすでに手法が確立しているのかな。

2025年度の見通し

通期予想は変えていないようだ。
売上高　 8,200億円　前年同期比+2.3%
営業利益　　 420億円　前年同期比+4.8%
純利益　　　 210億円　前年同期比+31.4%

進捗率は素晴らしい売り上げが50%を超えているのは当然として、利益は75%だ。上期下期パターンなどが前提でなければ通期の利益は大きく上振れしそうだ。
発表を受けて株価は翌日に300円ほど上がった。
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