USのファンドであるベインキャピタルが富士ソフト(9749)のTOB価格を9,600円に引き上げると発表した。KKRが引き上げた価格を上回っており、TOBの行方は見えない。
前回の記事はこちら。
ベインの価格引き上げに対抗して、KKRは1円高い9,451円で第2回TOBを開始した。
ここにきてベインが再度価格を引き上げている。どちらもよほどこの富士ソフトを欲しいのだろう。
ベインは、同日公開した文書で、「株主にKKRより高い金額での売却機会を提供することが必要と考えた」と説明した。富士ソフト経営陣の賛同を条件にTOBを始め、議決権ベースで過半の取得を目指す。
ベインは1月下旬以降にTOBを開始するという。
KKRはすでに35%程度の株を保有しており、今からベインがひっくり返すのはかなり難しい状況だ。
しかし様子を見てまだ売っていない株主がかなりいるようなので、最悪の場合はKKRとベインで半々で所有するという妥協案が出てくるのかな。
ないと思うけど。
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