
自分の投資方針の整理のために始めた決算情報のまとめ。これを使って、同業の比較をしていく。
今回はシステム構築やソフトウェア開発を行う企業を集めた。ソルクシーズ(4284)、NSD(9759)、SHIFT(3697)だ。
ソルクシーズのまとめはこちら。
NSDのまとめはこちら。
決算のまとめはこちら。
まずは対象の3社の決算情報。決算月が3社で異なっている。ソルクシーズは12月期なので2026年度の通期予想、NSDは3月期なので2025年度通期、SHIFTは8月期なので2026年度通期予想を使っている。
どのように比較するかはまだ試行錯誤だ。
3社とも増収増益だ。ただし時価総額や売り上げ規模は異なっている。ソルクシーズは他社に比べて1/10以下だ。
上に書いたように、NSDは2025年度の通期実績、他の3社は2026年度の通期予想だ。
| ソルクシーズ | NSD | SHIFT | |
| 2026年12月期 通期予想 | 2026年3月期 通期決算 | 2026年8月期 通期予想 | |
| 株価は1Q時点 | 株価は2Q時点 | ||
売上高 | 180.0 | 1,178.1 | 1,500.0 |
営業利益 | 16.0 | 190.7 | 200.0 |
経常利益 | 16.0 | 193.3 | 200.0 |
親会社に帰属する 当期純利益 | 10.0 | 130.1 | 135.0 |
前年同期比 | |||
売上高 | +3.7% | +9.3% | +15.5% |
営業利益 | +14.5% | +13.2% | +13.4% |
経常利益 | +13.2% | +13.4% | +16.3% |
親会社に帰属する 当期純利益 | +19.2% | +10.3% | +24.3% |
1株当たり純利益 | 49.87円 | 170.49円 | 51.27円 |
通期配当 | 14円 | 94円 | 0円 |
株価 | 523円 | 2685.5円 | 657.2円 |
配当利回り | 2.7% | 3.6% | 0.0% |
株主優待 | なし | QUOカード (1,000円相当) | なし |
配当+株主 優待利回り | 2.7% | 3.9% | 0.0% |
配当性向 | 28.1% | 56.3% | |
時価総額 | 140.3 | 2,309.5 | 1,758.0 |
| ソルクシーズ | |
| 2026年12月期 通期予想 | |
| 株価は1Q時点 | |
売上高 | 180.0 |
営業利益 | 16.0 |
経常利益 | 16.0 |
親会社に帰属する 当期純利益 | 10.0 |
前年同期比 | |
売上高 | +3.7% |
営業利益 | +14.5% |
経常利益 | +13.2% |
親会社に帰属する 当期純利益 | +19.2% |
1株当たり純利益 | 49.87円 |
通期配当 | 14円 |
株価 | 523円 |
配当利回り | 2.7% |
株主優待 | なし |
配当+株主 優待利回り | 2.7% |
配当性向 | 28.1% |
時価総額 | 140.3 |
| NSD | |
| 2026年3月期 通期決算 | |
売上高 | 1,178.1 |
営業利益 | 190.7 |
経常利益 | 193.3 |
親会社に帰属する 当期純利益 | 130.1 |
前年同期比 | |
売上高 | +9.3% |
営業利益 | +13.2% |
経常利益 | +13.4% |
親会社に帰属する 当期純利益 | +10.3% |
1株当たり純利益 | 170.49円 |
通期配当 | 94円 |
株価 | 2685.5円 |
配当利回り | 3.6% |
株主優待 | QUOカード (1,000円相当) |
配当+株主 優待利回り | 3.9% |
配当性向 | 56.3% |
時価総額 | 2,309.5 |
| SHIFT | |
| 2026年8月期 通期予想 | |
| 株価は2Q時点 | |
売上高 | 1,500.0 |
営業利益 | 200.0 |
経常利益 | 200.0 |
親会社に帰属する 当期純利益 | 135.0 |
前年同期比 | |
売上高 | +15.5% |
営業利益 | +13.4% |
経常利益 | +16.3% |
親会社に帰属する 当期純利益 | +24.3% |
1株当たり純利益 | 51.27円 |
通期配当 | 0円 |
株価 | 657.2円 |
配当利回り | 0.0% |
株主優待 | なし |
配当+株主 優待利回り | 0.0% |
配当性向 | |
時価総額 | 1,758.0 |
3社とも増収増益ではあるが、会社の規模が異なる。時価総額はソルクシーズが140億円だが、NSDは2309億円、SHIFTは1758億円だ。
従業員数も会社の規模に応じている。
ソルクシーズは地道に金融業界のシステムを作る企業だが、SHIFTはテストに始まりAIの活用でどんどん手広くエリアを広げている。SIerというには規模が大きい。その割にEPSは2社で大差ない。
一方でNSDはEPSは両社の3倍に及ぶ。NSDの売上はソルクシーズの7倍、純利益は13倍だ。似たような事業展開でも規模の差でこんなに差が出てくるものだろうか。
ここで10年位の売上高、純利益を比較する。変則的だが、2026年にはNSDは2026年3月期通期決算、他は2026年度の通期予想を入れている。


2026年3月期決算対決 売上高 ソルクシーズ、NSD、SHIFT
2016年の売り上げはSHIFTよりもソルクシーズの方が上だった。しかし相次ぐM&Aなどの事業拡大でSHIFTはうなぎのぼり。2023年にはNSDも抜いている。
ソルクシーズはこの10年間ほぼ成長がないことが心配だ。


2026年3月期決算対決 純利益 ソルクシーズ、NSD、SHIFT
純利益でもソルクシーズの低調ぶりが目立つ。NSDとSHIFTは逆転時期が売上高よりも遅く、2026年度の通期予想で逆転するようだ。SHIFTは先行投資をしていたので今後は大きく上振れするかもしれない。
今後もこの成長が続くなら、SHIFTの業績はこのまま2倍3倍にもなる一方で、NSDは緩やかに成長するかどうか。ソルクシーズはいつ下落に向かうか心配だ。その前にどこかと経営統合、合併するのかもしれない。
上表ではソルクシーズの株主優待はなしとしたが、1,000株以上保有の場合はコシヒカリ(たしか千葉産)5kgを進呈。1年以上保有で10kgになる。
ずいぶん前に一度株主優待を廃止して復活させたが、以前は200株で5kgいただけたので条件が厳しくなった。
100株持つだけでは株主優待+配当利回りは2.7%(100株では株主優待はない)だが、1,000株を1年以上保有すれば4.6%になる。配当だけでもまあまあいいのだが、株主優待込みなら高配当銘柄といえそうだ。
NSDも3年以上保有すると、QUOカードの代わりに100株保有で株主優待ポイント2,000ポイントが付与され、独自のカタログギフト方品物を選ぶことが可能だ。直近ではスイーツを選んだ。
この場合の株主優待+配当利回りは3.9%になる。こちらもソルクシーズ同様に高配当銘柄といってもいいだろう。
SHIFTは株主優待も配当もない。値上がり益のみが期待だ。最近は株価を大きく下げた。M&Aの費用がかさみ、テストの現場にもAIが導入されてSHIFTの得意とする案件が減っているのかもしれない。
配当も出さない会社なので、しばらく様子を見て株価が低迷したままなら全部売却もありかな。
ソフト開発の現場にはAIがどんどん入ってきている。NECや富士通のような大手でも導入が遅れれば一気に業績が下がりかねない状況だ。
ドッグイヤーとは以前言われていた言葉でその後マウスイヤーといわれた。今なら何に例えるのだろう。日進月歩が速すぎる。
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