
どちらも地方銀行だが、静岡県が地盤の静岡銀行のしずおかFG(5831)と、愛知県が地盤の名古屋銀行(8522)が2028年に経営統合すると発表した。統合により全国5位以内の地銀グループになる。
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静岡銀行は大手地方銀行に入る財務も優良な地方銀行だ。Wikipediaによれば、バブル期に不動産に手を出さない堅実な経営をしたおかげだという。
静岡県内にはほかに地方銀行としてスルガ銀行(8358)があるが、ご存じのシェアハウスへのローンで不正があって、経営状況はよくない。同じ静岡でも対照的だ。
一方の名古屋銀行は元は第2地銀の銀行で、昔は東海銀行(現MUFG)が都市銀行としてカつどうする中京圏で大手、中小企業を相手としてきた。最近はトヨタを中心とした製造業を相手に他の地方にない活動ができているようだ。
そんな両行であっても規模の経済を追求しないと生き残れない危機感が常にある。毎年のように地方銀行の経営統合が聞かれてきたが、今回は静岡と愛知という越境で経営統合をするという点が驚かれたようだ。


しずおかFG 名古屋銀行 経営統合 2603 出典:日経
2025年12月末の連結総資産を合わせると22兆円規模になり、ふくおかFG、横浜FGなどに次ぐ全国5位以内の地銀グループが誕生する。
世間で優良な地銀と思われている横浜銀行、福岡銀行などに続く5位になるという。この先は大手地銀同士の経営統合も進みそうだ。
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