7&i HD(3382)へのカナダのコンビニ大手からの買収提案の話は、今も提案をしている状況らしい。
一方で創業家によるMBOの案が出ていたが、案の定巨額資金の調達ができず、正式提案できないことになった。
今後は、経営陣はカナダの買収提案を受けるか、それをはねのけて自立していけるか、熟慮が必要だ。
前回の記事はこちら。
創業家によるMBO案に外資ファンドも加わるという話があったが、結局創業家は買収する資金調達ができないと連絡したそうだ。さすがに8兆円の資金調達は無理だったようだ。
7&iHD 創業家によるMBO とん挫 出典:日経
「伊藤順朗副社長及び伊藤興業から、当社買収に関する正式提案に必要となる資金調達のめどが立たなくなったとの連絡を受領した」と明らかにした。伊藤忠商事が参画断念を表明し、セブン創業家による現行の非公開化案は振り出しに戻った。
伊藤忠商事も参加しないことを表明しており、これが創業家のMBO案の頓挫になったようだ。
セブンの社外取締役のみでつくる特別委員会は①創業家主導の株式非公開化案②ACTの傘下入り③単独による現経営体制の維持――という3つの案のうち、いずれがセブンの企業価値向上に最適な提案かを議論していた。セブンはACT案について、「直面するであろう米国の競争法上の深刻な課題に対処しうる実行可能な案を実現できるかを確認するため、建設的に協議を続けている」とした。
現状では①案がダメになったが、カナダによる②案と、現状維持の③案がある。
MBOに期待して株価が上がっていたが、一気に250円余り下げている。2月28日の終値は2,144円。
今後上げる見込みがあるとしたら好決算だが当面はその可能性もなく、株価は2,100円前後で行ったり来たりしそうだ。
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