2024年3月期の決算が相次ぐ。
日経平均を左右するソフトバンクG、携帯電話事業が重荷の楽天G、トップが不祥事で辞任したENEOSについて見ていこう。
日経平均への寄与度が高く、その株価の上下で日経平均が上下する。通信事業は子会社のソフトバンクに切り離しているので、今は純粋な持ち株、投資会社になっている。
昨今の投資の失敗により株価が低迷していたが、昨年のARM上場で息を吹き返した。
5月13日に決算を発表。
売上高は6兆7,565億円で前年比2.8%。
当期利益は-2,276億円。2023年度は-9,701億円で赤字幅が縮小。
年間配当は44円。
3年連続赤字だが赤字幅縮小を好感して、株価は若干上げた。
5月14日に2024年12月期1Qの決算を発表。楽天は12月締めなので。
売上高は5,136億円で前年比+8.0%。
当期利益は-424億円。2023年12月期1Qは-826億円だったので、赤字は確実に縮小している、
年間配当は無配。代わりに株主優待で楽天モバイルを1年間使える。
楽天Gの決算にはサプライズはなく、株価の反応は特になかった。2025年度は黒字に戻るだろうか。
5月14日に決算を発表。
売上高は13兆8,567億円で前年比-7.7%。
当期利益は2,881億円で前年比+100.4%。
年間配当は22円。
また取得総数6億8,000万株自社株買いを発表。
自社株買いを好感して、株価は上昇。トップの不祥事で辞任した件はもう過去のもののようだ。
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