【2025年度2Q決算】イビデンは増収増益　増配、株式分割と還元策を発表

   

決算が続く。半導体のパッケージを製造し、長くインテルと仲良しだったイビデン(4062)。インテルの不調で決算が悪いと思っていたら、GPUなどAIブームで好決算だった。併せて増配、株式分割と今後の還元策を発表。
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決算サマリー

赤字は今回更新。単位は億円。

2Q決算では増収増益。大きな増益ではないが着実な成長をうかがい知れる。

2024年度から着実に成長している。売り上げ、営業利益、純利益どれも計画値を上回った。

製品の供給先はPC、サーバーどちらも成長が見込まれるが、サーバーがより多く見込んでいる。

他にAIサーバの需要が高まっている。工場設備をAIサーバー向けに更新して対応を進めているようだ。
ちなみにイビデンの多くの工場は岐阜県南西部に集中している。イビデンという名前から連想する揖斐川の流域なのだろう。

中期計画

2030年に向けて、売り上げは2024年度のおよそ倍、営業利益は3倍を目指す。GPUの需要は高くライバル企業が少ない状況では実現可能だろう。

株主還元

中間期の配当が予定より10円増配。工場量産記念の増配だそうだ。
配当性向は20％、年間40円の配当をベースにした累進配当を目指す。
あわせて、12月末に1:2の株式分割を実施。分割前換算で通期50円の予定だが、再度増配があるかも。

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