ソシオネクスト(6526)が決算を発表した。減収減益で苦しい状況が続いている。
日本の半導体はほぼ全滅といわれてもう20年くらいになると思うが、まだ数社が残って海外勢と戦っている。代表例がキオクシアだ。
ソシオネクストはパナソニックと富士通のシステムLSI事業を統合して2014年に設立された。
システムLSIに対する需要はもちろんあるのだが、NANDのような爆発的なものではない。このため経営は統合後も苦しいだろう。
自分が株を買ってからも何度も上げては下げて、下げ過ぎて、という具合だ。
2026年3月期1Qの決算を発表した。
資料はこちら。
ソシオネクスト 2026年3月期1Q決算 出典:ソシオネクスト 以下同じ
通期の連結決算は、
売上高 346億円 前年同期比-34.5%
営業利益 14億円 前年同期比-86.0%
純利益 5億円 前年同期比-93.9%
減収減益だ。利益が前年同期比で-94%にも及ぶ。売り上げが3割減で利益がほぼなくなっているとは。
ソシオネクスト 2026年3月期1Q決算
売り上げは2023年度1Qを頂点に下げ続けている。利益もまあ同様だが、営業利益率の下げ方がひどい。
ソシオネクスト 2026年3月期1Q決算
売り上げ減少は為替が円高になったことが少しは影響しているが、
営業利益の減少は製品の粗利の大幅な減少が原因だ。利益をもたらす製品がなく、安売りになってしまっているのだろう。
高利益の製品が出てこない限り先が見えないな。
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
アフィリエイト広告 ここから購入いただきますと当ブログに報酬が支払われ、運営資金になります。
PR