ソシオネクスト(6526)が決算を発表した。減収減益で苦しいが、為替はかなり保守的な予算で2025年度を臨んでいる。
日本の半導体はほぼ全滅といわれてもう20年くらいになると思うが、まだ数社が残って海外勢と戦っている。代表例がキオクシアだ。
ソシオネクストはパナソニックと富士通のシステムLSI事業を統合して2014年に設立された。
システムLSIに対する需要はもちろんあるのだが、NANDのような爆発的なものではない。このため経営は統合後も苦しいだろう。
2025年3月期通期の決算を発表した。
資料はこちら。
ソシオネクスト 2025年3月期通期決算 出典:ソシオネクスト以下同じ
通期の連結決算は、
売上高 1,885億円 前年同期比-14.8%
営業利益 250億円 前年同期比-29.6%
純利益 196億円 前年同期比-25.0%
減収減益だ。利益が1/4も減っているというのはかなりつらい状況だろう。
ソシオネクスト 2025年3月期通期決算
ソシオネクスト 2025年3月期通期決算
来年度も好転が見られず減収減益が続く。
ただしこの決算の前提の為替レートは$1=130円だ。1年経って140円はあるかもしれないが130円はおそらくないだろう。(US国債の投げ売りになるような事態があれば別だが)
従い、この予想通りに進捗すれば為替益で右欄外にあるように増収の見込みがあるようだ。それでも減益は避けられないかもしれない。
ソシオネクストは日経平均構成銘柄になったので買ったが、株価はさっぱりだ。同時に買いだした同じ半導体銘柄のKOKUSAI ELECTRIC(6525)も最近調整しているが、復調はKOKUSAIの方が力強さを感じる。乗換時かもしれない。
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