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【2024年度決算】イオンが2025年2月期通期決算を発表 赤字からずいぶんリカバリしたみたい

   
【2024年度決算】イオンが2025年2月期通期決算を発表 赤字からずいぶんリカバリしたみたい
 

イオン(8267)とその傘下の企業が2025年2月期通期決算を発表している。連結では純利益が3Qの赤字から一転黒字になった。

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イオンの業績

前回の記事はこちら。

イオングループの連結決算を見ていこう。資料はこちら。

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算 出典:イオン 以下同じ

連結では、
営業収益 10兆1,348億円 前年比+6.1%
経常利益   2,242億円 前年比-5.6%
純利益     287億円 前年比-35.6%

3Qまでは純利益は赤字だったが、年末年始を経てリカバリできたようだ。(我が家も貢献しているのかなぁ)

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算


セグメント別では、SM(スーパーマーケット)事業、総合金融事業の貢献が大きい。

個別の事業

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算


主力のGMS事業、町のイオンの店は、減益しているものの年末年始で大きく増益した。結局昨年度の23 4Qと比べて、営業損益は61億円の増加だ。

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算


SM事業は別記事にするが、子会社のUSMHが大きく伸びた。今まで赤字予想だったが、営業利益が27億円となった。全体的には減益ではある。

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算


総合金融事業、イオンカードとイオン銀行になるが、大幅な増益だ。銀行の金利収入の増加が大きいようだ。ただし営業利益自体は下げており、コストカットが奏功しているのだろう。
金融といえばイオンカードの不正利用によりイオンFSが利益を下方修正していた。

この件は対策をしているという。

コスト上昇の影響

イオンといえば毎回の決算でこの報告がある。

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算

水道光熱費、物流費、人件費だ。
結果的に電気代上昇は3億円少なく、人件費は147億円少なく済み、これらが利益として見えていると思われる。

2026年2月期もこれら3つのコスト上昇要因は上げていくだろう。今後イオンがどの程度のコストを見込み、それを吸収するためにどの程度の値上げをしていく予定なのかで、イオンの業績が黒字化赤字か決まりそうだ。

2026年2月期業績予想

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算


2025年度(2026年2月期)は、増収増益を見込んでいる。利益は2024年度の減益からの復活なので、控えめな増益だ。+11.5%を予想する。

イオン 2025年2月期通期決算

イオン 2025年2月期通期決算


5年間の中計を振り返っている資料がある。当初見えなかった要因でコストが上がっているものの、何とか営業利益率を2%台を維持している。

配当

2024年度は記念配当込みで年間40円。2025年度は普通配当のみで年間40円を予定している。

コスト上昇、原料の上昇に加え、株主還元もやっていかねばならない。イオンのかじ取りは大変だろうな。

発表は金曜の市場クローズ後だったので、株価への反映は月曜になる。このところUSの関税のおかげで毎日株価が乱高下しているので、決算の株価への反映は見えづらいかもしれない。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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