
トヨタ自動車の祖業である豊田自動織機(6201)に対して、創業家がTOBを行い非公開化を目指している。
TOB価格を引き上げて開始した。2月12日まで買い付ける。
MBO、TOBなど企業買収のまとめはこちら。
豊田自動織機の非公開化は2025年6月に計画が発表されていたが、アクティビストが保有したことを公表したためTOB価格が安くて見合わなくなった。
このためトヨタ不動産など買付側がTOB価格を18,800円に引き上げて、延期していたTOBを開始した。


豊田自動織機 TOB価格引き上げ 2601 出典:日経
トヨタ不動産などは14日、豊田自動織機へのTOB(株式公開買い付け)の価格を1株1万8800円に引き上げると発表した。従来の1万6300円から15%上積みする。TOBの実施期間は開始日を従来より早め、15日から2月12日までとする。
政策持ち合いの解消が進み、豊田自動織機がトヨタ自動車グループ各社と株を持ち合う状況が解消されつつある。
政策持ち合いは、友好的なグループ会社が株を持つことで買収から回避することができる方法だったが、その株を売却して事業に投資した方が株主にとってはより還元できるという考えのもとに、解消が進んでいる。政策持ち合いしていた友好企業に変わって、株主優待により確保した個人株主が安定株主になってくれるので、不安がなくなった。
親子上場の解消も進んでいる、トヨタグループも最終的にはトヨタ自動車1社が上場するのみになるのかもしれない。
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