ポイント決済を始めた楽天証券が今度は楽天キャッシュ決済を開始する。
1年くらい前だろうか。楽天キャッシュというものがいきなり始まって、楽天ポイントと同様に使っている。
楽天市場での買い物にポイント同様に使える。
そんな程度の認識だったが、最近になって状況が変わった。
楽天モバイルの巨額負債から始まった楽天グループのポイント付与改悪が昨年秋ごろからずっと続いているが、いつのまにかSPUの条件合った、楽天証券での積み立てが条件が変わっている。
4月からポイント投資が3万円以上でポイント+0.5倍、米国株式もポイント投資で+0.5倍に変わっている。
つまり毎月6万円も投資や米国株式を買わないと楽天のSPUは+1倍にならない。
改悪が続く中、キャッシュカードによる積み立ても例外ではなく、9月からポイント付与が悪くなる。
楽天カードによる決済はポイント付与が0.2%になってしまう。全くできなかった頃に比べたらまだましではあるが。
ところが、楽天が今後推したいのだろう、楽天キャッシュなら年内は今と同じ1%でポイントが付与される。
では楽天キャッシュに乗り換えてみよう。
楽天証券ユーザはDMが届いているはずなので、そこから設定変更できる。
新規に積み立て設定する場合は、投信の画面を開いて、決済方法から楽天キャッシュを選ぶ。
楽天キャッシュは楽天カードから自動的にチャージできるそうだ。その設定をしておけば、今までの楽天カード決済と使い勝手は同じだ。
ユーザにとってはポイント付与でありがたいが、提供側のメリットは何だろう。
システムを1つ増やすので、余計なコストが増えるはず。楽天側のメリットはいまいちわからない。
なにはともあれ、楽天カードがないと楽天キャッシュで積み立ててもポイント付与はないので、持っていなければ作るほうが良いだろう。
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