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【オルカン】投信残高が5兆円を超す

   
【オルカン】投信残高が5兆円を超す
 

最近の投信で有名なのは「オルカン」と「S&P500」なのだが、有名な「オルカン」の残高が5兆円を超えたそうだ。

  

「オルカン」とは

オールカントリー、つまり全世界を対象とした投信の略称だ。
オルカンが有名になったのは、三菱UFJ投信のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)だ。

世界の富は偏在している。富の多くは先進国、特にUSに偏在しており、オルカンの運用報告をみればわかるが、投資先の国はUSが65.9%だ。
ちなみに日本は4.7%、3位のイギリスは3.1%だ。

このくらい多くオルカンの構成をUSが占めているので、オールカントリーといいつつ、2/3はUSの投信なのだ。

残高5兆円突破

オルカンがとうとう残高5兆円を超えた。日経の記事を引用する。

投信 オルカン 5兆円突破2501

投信 オルカン 5兆円突破2501 出典:日経

記事によれば、

2024年12月末時点の純資産総額(残高)ランキングの1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の6兆5154億円だった。前月末比で4797億円増加し、初めて6.5兆円を上回った。月末時点での首位は23カ月連続。資金流入と好成績で残高の増加傾向が続いた。
残高2位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(通称:オルカン)は、前月末と比べて3813億円増の5兆994億円。月末ベースで初めて5兆円の大台に乗せた。国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)で5兆円を超えたことがあるファンドは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に続き歴代で3本目となる。

2024年初頭は新NISA開始に伴ってオルカン、オルカンとよく聞こえたが、いつの間にかS&Pの方にお金が集まったようだ。
なお、初の残高5兆円突破の投信はグロソブって、懐かしい。2000年代は毎月配当のグロソブは非常にもてはやされて、運用報告が他と異なってカラーできれいで、コストがたくさんかかっているのだろうとよくわかったな。

オルカンは買いなのか?

上述のようにオルカンは2/3がUSに投資されている。ある一定のルールで全世界に投資したいと考えるときに、オルカンのルールに賛同できるならオルカンを買うことが楽ちんだ。
しかしUSはちょっと押さえて新興国に投資したいとか、最近調子の悪いヨーロッパを多めにしたいという場合、オルカンだけでは難しい。
S&P500と新興国とヨーロッパの投信を自分で比率を調整して保有することが解になる。

昔、といっても10年位前はオルカンのような低コストの投信はなかった。自分で比較的安いコストの投信を組み合わせるしかなかった。
今はオルカンがあるから、自分がいま投資を始めるとしたらオルカンを選択するのだろう。

でもおそらく勉強してオルカンに満足できなくなったら、オルカンを卒業して個別株やETFに進むのだろうな。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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