
ビックカメラ(3048)とコジマ(7513)の親子上場に対して、投資対象としてははどっちがお得なんだろうと記事を書いたが、ビックカメラとヤマダHD(9831)ならどっちがお得だろうと思って確認した。
ビックカメラのまとめはこちら。
ビックカメラとコジマの比較の記事はこちら。
株主優待はコジマがお得なのだが、配当+株主優待で比較するとビックカメラがお得だ。
他の人はわからないが、自分は株主優待は日常の買い物に、配当は再投資に回しているので、なんとなくコジマの方がお得と思えていた。
改めて数字やグラフで比較すると冷静に判断できる。
で、今回は家電大手のヤマダHDとビックカメラのお得度合いを考える。
ビックカメラは2025年8月期の決算報告で2026年度の配当などの情報が出ている。ヤマダHDは3月決算だ。これらによれば、両社の配当は以下の通り。
ビックカメラはヤマダHDよりも2倍超だ。一方で株価はビックカメラはヤマダHDの3倍だ。
| ビックカメラ | ヤマダHD | |
| 株価 | 1696.5円 | 520円 |
| 年間配当 | 41円 | 17円 |
| 配当性向 | 40.1% | 43.1% |
配当は保有する株数に比例し、期間に左右されない。一方で株主優待は保有する株数に非線形に比例し、期間にも非線形に比例する場合がある。
具体的には長期保有の優遇により特典が増えるというもので、ビックカメラは対応している。ヤマダHDは長期保有優遇はない。
ビックカメラの株主優待の内容は1,000円の優待券で店舗、ネット通販で使うことができる。ヤマダHDも同様だが以下の点で異なる。
簡単に言えば、1,200円の乾電池を買おうとすると、株主優待券は1枚だけ使えて、支払いは700円だ。
同じ乾電池をビックカメラで買う場合は、株主優待券を1枚使えて、支払いは200円だ。
直感的には支払いが少ないビックカメラの方がお得に見える。
保有期間も加味した優待利回りをグラフで示すと下図になる。


優待利回り ビックカメラ ヤマダHD
ここで配当も加味して、個人株主が得られる利益で比較する。


配当+優待利回り ビックカメラ ヤマダHD
優待だけなら400株あたりで両社が同じくらいになっていたが、配当を加味するとヤマダHDのほうが常に上にある。4%を下回ることがない。
利回りという%の数字だけだと何となく実感がわきにくい。ここでは、同じ金額を投資したら得られる(配当+優待)の金額はいくらになるか比較する。
どの株数で比較しても(配当+優待)利回りはヤマダHDの方が上回っている。どのくらいお得なのか、50万円の投資で考えてみよう。
12月29日の株価ではビックカメラは294株、ヤマダHDは961株買うことができる。単元株としてはそれぞれ200、900株になる。
2年以上保有の場合の(配当+優待)利回りはビックカメラは4.1%、ヤマダHDは長期優遇がないので4.7%%となる。
いただける優待券の枚数は具体的には以下のようになる。
| 1年未満 | 2年未満 | 2年以上 | |
| ビックカメラ200株 | 3 | 4 | 5 |
| ヤマダHD900株 | 10 | 10 | 10 |
長期優遇によりビックカメラとヤマダHDは同じになる。しかし株価が3倍くらいの差があるのに対して配当は2倍強なので、価格差からヤマダHDの方が多くなる。
ビックカメラの配当が200株に8200円に対して、ヤマダHD900株に15,300円になる。
ヤマダHDは数年前の改悪で、優待券の利用は支払う金額の半額以下になった。この点でビックカメラの方が使いやすい印象がある、
しかし上述のように数字で見比べるとヤマダHDの方が多くの収益を上げられる。
株主優待券を使って節約できた金額を配当に含めて再投資できればヤマダHDは4.7%もの大きな利回りになる。株主優待分がなくても3.6%と大きい。
株価が安いこともあって、近所にヤマダデンキの店があるなら初めて買うならヤマダHDがお勧めだ。
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