
商社の一角の住友商事(8053)が、過半を出資するIT会社のSCSK(9719)に対してTOBを実施し、完全子会社にすると発表した。
MBO、TOBなど企業買収のまとめはこちら。
住友商事は商社の中でも資源にあまり依存していない会社で、小売りにも注力している。最近の話題では、昨年末にイトーヨーカドーの売却の際に応札しようとしていたことかな。


住友商事 SCSK完全子会社化 2510 出典:日経
住友商事は29日、50.6%出資するシステム開発大手SCSKを完全子会社にすると発表した。TOB(株式公開買い付け)などを通じて、全株式の取得を目指す。買収総額は約8820億円。生成AI(人工知能)の普及でネットワークの更新需要が高まる中、完全子会社化で意思決定のスピードを高める。AI時代を見据えた企業再編が加速してきた。
取締役会は賛同を表明している。
なお、SCSKの株の過半を住友商事が持っているのは、2011年に住商情報システム株式会社とCSKが合併してできたためで、もともと住友商事の子会社がSCSKの半分なのだった。
報道をうけて10月30日の株価は+773円と大きく上げて5,107円。TOB価格にサヤ寄せされるだろう。
SCSKの発表内容も参照すると、以下のようになる。
TOB終了後はスクイーズアウトにより応募しなかった株も買い取って上場廃止となるそうだ。
商社とIT会社の関係で思いつくのは伊藤忠とCTC(伊藤忠テクノソリューションズ)だろう。
CTCもIT関連業界では力がある会社と認められており、さぞ株価はつられて上げただろうと思ったら、2年前に上場廃止となっていた。
SCSKはCTCのあとを追ったということか。連想買いはできず残念。
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