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【2025年度通期決算比較】金融会社4社の業績を比較 MUFG、SMBC、SBIHD、オリックス

   
【2025年度通期決算比較】金融会社4社の業績を比較 MUFG、SMBC、SBIHD、オリックス
 

自分の投資方針の整理のために始めた決算情報のまとめ。これを使って、同業の比較をしていく。
今回は金融会社4社(MUFG、SMBC、SBIHD、オリックス)を比較する。
MUFGのまとめはこちら。


三井住友FGのまとめはこちら。

SBI HDのまとめはこちら。

オリックスのまとめはこちら。

決算情報

まずは対象の4社の決算情報。通常ならメガバンク3社を比較するのだろうが、みずほを外してMUFGと三井住友を比較。他に存在感があるSBIとオリックスを比較する。

MUFG(8306)は日本を代表する金融会社だ。銀行、証券、クレカなどを傘下に持ち、純利益は2兆円を突破した。

三井住友はMUFGに次ぐ国内2位の金融会社だ。最近はOliveでMUFGと差をつけている。純利益は1.5兆円。

SBIHD(8473)は昨年は住信SBIネット銀行をドコモに売却しSBI新生銀行のIPOを実施した。何かと話題になる会社だ。

オリックス(8591)はノンバンクとして有名な会社だ。傘下の銀行は大和証券Gに売却する。

決算の比較

銀行を中心としたMUFGと三井住友は規模のみ異なる一方で、他の2社は規模が割と小さいと分かる。
銀行を中心としたMUFGと三井住友は日銀の利上げの恩恵を受けて売り上げも純利益も上がっている。他の2社はあまり恩恵はないようだ。


MUFG三井住友SBIHDオリックス

2026年3月期
通期決算
2026年3月期
通期決算
2026年3月期
通期決算
2026年3月期
通期決算


経常収益
146,208.4107,908.518,966.133,308.3

経常利益
34,101.923,033.55,166.74,562.5

四半期・中間期利益
4,305.46,914.3

親会社株主に
帰属する当期純利益
24,272.315,829.74,275.84,472.7


前年同期比

経常収益
+7.3%+6.1%+31.4%+15.9%

経常利益
+27.7%+34.0%+83.0%+37.5%

四半期・中間期利益
+127.6%+43.9%

親会社に帰属する
当期純利益
+30.3%+34.4%+163.7%+27.2%


1株当たり純利益
213.17円411.97円666.82円400.27円

通期配当
86円157円95円156.1円

株価
2929円5852円3157円5514円

配当利回り
2.9%2.7%3.0%2.8%

株主優待
なしなし仮想通貨
(2,000円相当)
なし

配当+株主
優待利回り
2.9%2.7%3.6%2.8%

配当性向
40.3%8.0%14.2%39.0%

時価総額
347,605.2225,735.520,862.964,125.7

MUFG

2026年3月期
通期決算


経常収益
146,208.4

経常利益
34,101.9

四半期・中間期利益

親会社株主に
帰属する当期純利益
24,272.3


前年同期比

経常収益
+7.3%

経常利益
+27.7%

四半期・中間期利益

親会社に帰属する
当期純利益
+30.3%


1株当たり純利益
213.17円

通期配当
86円

株価
2929円

配当利回り
2.9%

株主優待
なし

配当+株主
優待利回り
2.9%

配当性向
40.3%

時価総額
347,605.2

三井住友

2026年3月期
通期決算


経常収益
107,908.5

経常利益
23,033.5

四半期・中間期利益

親会社株主に
帰属する当期純利益
15,829.7


前年同期比

経常収益
+6.1%

経常利益
+34.0%

四半期・中間期利益

親会社に帰属する
当期純利益
+34.4%


1株当たり純利益
411.97円

通期配当
157円

株価
5852円

配当利回り
2.7%

株主優待
なし

配当+株主
優待利回り
2.7%

配当性向
8.0%

時価総額
225,735.5

SBIHD

2026年3月期
通期決算


経常収益
18,966.1

経常利益
5,166.7

四半期・中間期利益
4,305.4

親会社株主に
帰属する当期純利益
4,275.8


前年同期比

経常収益
+31.4%

経常利益
+83.0%

四半期・中間期利益
+127.6%

親会社に帰属する
当期純利益
+163.7%


1株当たり純利益
666.82円

通期配当
95円

株価
3157円

配当利回り
3.0%

株主優待
仮想通貨
(2,000円相当)

配当+株主
優待利回り
3.6%

配当性向
14.2%

時価総額
20,862.9

オリックス

2026年3月期
通期決算


経常収益
33,308.3

経常利益
4,562.5

四半期・中間期利益
6,914.3

親会社株主に
帰属する当期純利益
4,472.7


前年同期比

経常収益
+15.9%

経常利益
+37.5%

四半期・中間期利益
+43.9%

親会社に帰属する
当期純利益
+27.2%


1株当たり純利益
400.27円

通期配当
156.1円

株価
5514円

配当利回り
2.8%

株主優待
なし

配当+株主
優待利回り
2.8%

配当性向
39.0%

時価総額
64,125.7

株主優待は2025年度はSBIHDのみだが、2026年度は三井住友FGが開始する。

考察

注目すべきところは以下の点か。前回と同じことが言える。

  • 企業の規模はSBIHDが一番小さい
  • しかしSBIHDが1株当たり純利益は高い
  • 金利上昇により、MUFGと三井住友FGの純利益は右肩上がり
  • 純利益の変動が少なかったオリックスにSBIHDが並んだが、銀行の売却益か

SBIHDの動きがいつも目立つのでもっと企業の規模は大きいと思っていたが、4社の中では一番小さい。オリックスの半分強、三井住友の1/6、MUFGの1/8程度だ。
しかし投資会社としての動きがあるので1株当たりの純利益は4社で一番だ。オリックスや三井住友の1.5倍、MUFGの3倍強だ。
配当利回りも通期ではSBIHDが1位だった。毎期の配当が業績によるので高配当銘柄ではない。むしろ他の3社の方が安定した配当を出しているといえる。

過去10年の売り上げ、純利益比較

過去10年の売上高、純利益のグラフで比較する。

金融売上高 決算比較 2026年3月期通期

金融売上高 決算比較 2026年3月期通期

MUFGの好調な売り上げが目立つ。それを追って三井住友も日銀の利上げの恩恵を受けているようだ。ただこの数年はMUFGの伸びに対して三井住友FGの伸びが緩い。差が開いてきている。
一方で他の2社は安定して横ばいだ。SBIHDは2021年からやや右肩上がりになっている。

金融純利益 決算比較 2026年3月期通期

金融純利益 決算比較 2026年3月期通期


純利益でもMUFGは右肩上がり。三井住友はMUFGを追っているが、2019年は両社が逆転していた。
MUFGは2019年を底にして右肩上がりだが、三井住友は2020年度が底で、MUFGから1年遅れている印象だ。伸びがやや緩い。
注目するのはSBIHDの純利益がオリックスと並んだことだ。これは傘下の住信SBIネット銀行の売却益による一過性かと考える。

投資方針

三井住友FGは再度株式分割をするという。そのくらい株価の上げ方が急激だ。
一方でMUFGも上げてはいるが分割するほどでもない。分割してくれると嬉しいのだけどなぁ。
金利上昇で株価上昇を狙える。キャピタルゲイン狙いならどちらもいい銘柄だ。

SBIHDは次に売却するものが何か次第という気がする。当面は株価は安定的に思える。一方でオリックスは傘下の銀行の売却で株価が上がった。そろそろ分割かな。

配当はどれも2%台後半で、SBIHDは3%だ。高配当というには低い金額になってきた。株主還元の強化が欲しいところだ。

株式投資で参考になる本

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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