【2025年度2Q決算】さくらインターネットは増収も赤字

   

決算が続く。データセンターを提供するさくらインターネット(3778)は増収も赤字。データセンターは薄利だからなのか。
決算、株主優待など個別株情報のまとめはこちら。

  

決算サマリー

赤字は今回更新。単位は億円。

※配当＋株主優待利回りは、100株で得られる長期保有優遇なしのもので計算。
株主優待は500円分のQUOカード。

2Q決算では増収も利益は赤字。増収はGPUインフラによる販売が好調なのだろう。

今は赤字だが、期末に向けて案件増加を見込んでいるそうだ。

売り上げ増はGPUインフラのおかげのようだ。しかしそのおかげで減価償却や人員採用によるコスト増でサービス原価が増えたためとのこと。
先行投資といえる。

配当は徐々に増えているが、利回りはまだまだだな。

AWSなどグローバルの巨人がいる世界なので、さくらインターネットの売り上げはまだまだというところだが、データを外国に置かないようにしたい顧客からは国産データセンターの需要はあるだろう。ニッチな需要ともいえるが、そこにGPUクラウドの追加で政府系を中心に売っているようだ。

よくある滝状のグラフ。
増益分を打ち消す以上の、人員コスト、減価償却、サービス原価増（電気代か？）、保守費用の増加など、販売価格になかなか転嫁できない業界なので辛そうだ。

今後もAI市場の成長が見込まれる。

今後の成長を見越して買うにはもう高すぎるかな。

資料はこちら。

株主優待

QUOカード500円分となっている。

株式投資で参考になる本