【2025年度通期決算】サイバーエージェントは増収増益　社長交代を発表

     

決算が続く。サイバーエージェント(4751)が2025年度通期決算を発表。増収増益で、ABEMA事業がとうとう黒字になった。

サイバーエージェントのまとめはこちら。

  

決算サマリー

祖業はネット広告の代理店でスマホゲームをはじめ、最近はネットテレビ・ABEMAで存在感を示すサイバーエージェント。好転したABEMAにより、最近は株価が上がっている。
今回の決算では、創業社長の藤田氏が会長になる、社長交代の発表もあった。

2Qの記事はこちら。

赤字は今回更新。単位は億円。

※配当＋株主優待利回りは、100株で得られる長期保有優遇なしのもので計算している。
サイバーエージェントはABEMAプレミアムの３か月分利用券なので、広告付きプランで1,740円相当とした。

通期決算のトピックスはこちら。上方修正した予想をさらに上回った。営業利益は+78.9%もの増加だ。
そして大きいのはABEMAが赤字の要因だったメディアIP事業が10年ぶりに黒字になったことだ。
ゲームもヒット作があり、大きな利益をもたらした。

純利益は2倍の316億円。

セグメント別では、メディア＆IP事業の黒字転換が大きい。昨年度から＋87億円もの増益だ。

それをけん引するのは魅力的なコンテンツなのだが、ABEMAだけでは難しいのだろう。最近は外部との連携を進めている。
DAZNやWOWOW、Disney+といろいろだ。

今後の収益確保のため、原作～アニメ化、ゲーム化をサイバーエージェントだけでできるような体制を作っている。
投資の重荷はあるものの、うまく回れば莫大な利益をもたらすだろう。いかに良質な原作を集められるか、だろうな。

2026年度業績予想

ゲーム事業は幅があるので、営業利益は500~600億円としている。2025年は大きく利益が出ているがこれを除くと2023年から右肩上がりだ。

配当はDOE5％を目安に19円に増配の予定。

資料はこちら。

株主優待

100株でABEMAプレミアムの3か月利用券をいただける。500株以上で12か月になる。
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