決算が続く。今回はKADOKAWA。また、資生堂の12月決算の見通しが発表されている。
初夏にニコニコ動画のランサムウェア攻撃被害でKADOKAWAの基幹システムまでもダウンした。ほぼすべてのシステムがダウンし、クラウド上にシステムを立ち上げなおしたそうだ。
しばらくシステムが止まったことで得るべき利益を得られず、その特別損失は従来36億円を見込んでいたが、24億円で収まるようだ。
売上高 1,363億円 前年同期比+9.8%
中間純利益 31億円 前年同期比-25%
個人情報漏洩の補償金はまだ見込みに入れてないそうだ。若干の影響はあるものの、ブランドに裏付けられた企業価値が毀損したわけではないので、今後が楽しみである。
11月15日の終値は3,020円。決算発表で300円ほど下げている。
中国市場の冷え込みが発端となり、純利益が急減した中間決算を8月に発表していた。
その際に経営戦略は11月に発表する、としていた。もうすぐ通期の決算になるのだがその前に見通しの修正が発表された。
連結純利益は前年同期比72%減で60億円になる。従来見通しの220億円から160億円下方修正になった。
資生堂ブランドは厳しい状況だ。中国市場では景気悪化により不調であり、またトラベルリテール事業もよくない。
新しい経営戦略では事業の廃止や分離売却もあるのかなぁ。
11月15日の終値は2,775円。見通しが伝わった日を境に300円ほど下げており、まだ下げ止まっていない。
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