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【2025年度中間期比較】コンビニ2社の業績を比較 7&i、ミニストップ

   
【2025年度中間期比較】コンビニ2社の業績を比較 7&i、ミニストップ
 

自分の投資方針の整理のために始めた決算情報のまとめ。これを使って、同業の比較をしていく。
今回はコンビニ専業2社を比較する。比較するには規模が違いすぎるが、他は買収されており比較が難しい。

決算情報

まずは対象の2社の決算情報。

7&i(3382)は最近まではデパート、スーパーマーケット、銀行、日用品など傘下の事業会社を多数持つ企業であったが、アクティビストの働きかけやコンビニ事業の低迷でコンビニ専業会社となって起死回生を図っている。身軽になった分、収益性が上がったかと思いきや、商品力の低下にあえいでいる。

今後はセブン銀行ATMのファミマへの展開などマイナス要因が待っている。

ミニストップ(8233)はイオン系列のコンビニ専業会社だ。店頭で作るソフトクリームが人気で株主優待にもなっているが、夏に食品の期限切れ偽装問題があった。その損失がこの中間期に影響している。

2Q決算の比較

2Q決算の表を横に並べたものだ。


7&iミニストップ

2026年2月期
2Q決算
2026年2月期
2Q決算


売上高
56,166487.3

営業利益
2,08411.2

経常利益
1,86413.5

親会社に帰属する
当期純利益
1,2185



前年同期比

売上高
-6.9%+9.5%

営業利益
+11.4%

経常利益
+11.5%

親会社に帰属する
当期純利益
+133.1%


1株当たり純利益
47.83円17.32円

通期配当
50円20円

株価
1911円2099円

配当利回り
2.6%1.0%

株主優待
商品券2,000円ソフトクリーム
5個(2000円相当)

配当+株主
優待利回り
3.7%1.9%

配当性向
49.0%非公開

7&i

2026年2月期
2Q決算


売上高
56,166

営業利益
2,084

経常利益
1,864

親会社に帰属する
当期純利益
1,218



前年同期比

売上高
-6.9%

営業利益
+11.4%

経常利益
+11.5%

親会社に帰属する
当期純利益
+133.1%


1株当たり純利益
47.83円

通期配当
50円

株価
1911円

配当利回り
2.6%

株主優待
商品券2,000円

配当+株主
優待利回り
3.7%

配当性向
49.0%

ミニストップ

2026年2月期
2Q決算


売上高
487.3

営業利益
11.2

経常利益
13.5

親会社に帰属する
当期純利益
5



前年同期比

売上高
+9.5%

営業利益

経常利益

親会社に帰属する
当期純利益


1株当たり純利益
17.32円

通期配当
20円

株価
2099円

配当利回り
1.0%

株主優待
ソフトクリーム
5個(2000円相当)

配当+株主
優待利回り
1.9%

配当性向
非公開

考察

注目すべきところは以下の点か。

  • 7&iの売り上げ規模は、ミニストップの約100倍、純利益は240倍
  • 7&iの1株当たりの純利益は、ミニストップの約3倍弱
  • 7&iの配当利回りは、ミニストップの2.5倍、株主優待込みでも2倍

売上の規模が会社の規模といえるが、7&iは日本だけでなくUSにも子会社を持つ。一方でミニストップは東南アジアにちょっとだけ展開する。
店舗数でも大きな差がある。7&iは約21、500店、世界中では84,000店あるという。一方でミニストップは1,800店、海外含めて約2,000店だ。規模でいえば7&iはミニストップの40倍であり、商品、提供サービスの差で上述の100倍の差となっているのだろう。

しかし7&iは負の遺産を抱えている。イトーヨーカドーなど赤字企業を抱えていたためコンビニへの投資が後回しになり、これからシステム更新や商品開発に注力するのだろう。この辺りは専業でありながら商社の子会社となったローソンやファミマと立場が異なり、両社が一気に差を縮めてきた感がある。
ローソンはKDDIとくみ、PONTAポイントやPOVOの通信パケット付与で差別化し、ファミマは来年からセブンATMを導入し、7イレブンとの差をなくしにかかっている。
7&iのこれからの経営は地道に他社からの差別化を求めていかなければいけない。

1株当たりの純利益が3倍の差というのは、7&iがコストがかかる遺産を多く抱えている証拠だろう。

投資方針

両社とも株主優待をしているが、(配当+株主優待)利回りは7&iは合格点としてもミニストップは物足りない。
単にミニストップのソフトクリームが好きで、株主優待で食べたいという人でなければ、勧められないかな。7&iは店舗で使える商品券だが、もっと欲しいところ。

株式投資で参考になる本

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著者プロフィール
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本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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